国際ロータリー第2590地区川崎西ロータリークラブ

アルストロメリア合同会社 坂爪 達也
中小企業支援に特化したコンサルタントとして、これまで27年以上にわたり複数の企業の経営・運営に携わってまいりました。
現在は、「生成AI」や「知的財産」を活用した中小企業の持続可能な経営支援をテーマに、活動しています。今回は、『経営者が知らない、持続可能な経営に必要な“知的財産権”の新しい活用法』をテーマに、特許や商標にとどまらない、“著作権”を活用した実践的な知財戦略をご紹介いたします。
中小企業経営者の多くが、「知的財産=特許・実用新案・商標」と捉えていますが、それらはいずれも“産業財産権”に該当し、取得には高額な費用と時間が必要です。
そのため、自社の貴重なアイデアが模倣されたり、いつの間にか仕入れ先を変更されたり、大手に先回りして権利化されたりといった事例が後を絶ちません。
私は、実際に複数の特許を取得した中小企業経営者として、また、他社の知財取得支援の実績を通じて、日本国内ではまだ知られていない「著作権を活用した権利保護の方法」を構築し、実践してまいりました。
著作権は、世界178ヵ国が加盟する「ベルヌ条約」により国際的に保護される仕組みであり、著作物の登録により、低コスト・短期間でグローバルな権利保護が可能です。
特許に比べて取得までの期間は半分以下、費用も1/3~1/4程度、保護期間は“著作者の死後70年”と長期にわたります。
当日は、中小企業が自社のアイデア・図面・デザイン・フロー図などを「著作物」として守り、契約交渉を優位に進めるための実践的な手法をお伝えします。
さらに、今後急速に進む生成AI時代には、企業内で著作物が大量に生成されます。
これからのAI時代の著作権侵害リスクと活用の最新情報を交えてご紹介いたします。
主な経営歴・活動実績
・中小企業向けコンサルティング会社および福利厚生事業を27年経営
・中小企業向け生成AI研修事業を展開中
・カナダ発ブロックチェーン解析ベンチャーの日本法人COO(2年間)
– FBI現職捜査官を招聘し、全国25都道府県・警察・金融機関・省庁向け講演会
(延べ600名超)のコンベンションを主催
・ウェアラブル機器×未病領域のベンチャー企業副社長(2年間)
主な資格・表彰歴
・東京ワークライフバランス認定表彰
・令和5年 東久邇宮文化褒章 受賞
・かわさきビジネスオーディション受賞
・生成AIプロンプトエンジニア資格
・Google AI Essentials 認定資格
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